ビバリーヒルズIｎ東京物語2
「ディラン！！！やっと見つけた。探したわよ！ちょっと私あなたに文句を言いたかったのよっ！」
「おいおいキャサリン・・いきなりどうしたんだい？」
「ねえ、ディラン。私あなたが薦めてくれた[グッドタッチ]を続けてみたのよ。
そしたら何てことなの！梅雨時期あれだけ大爆発してた私の髪、しっとりしなやかだったわ。
そして真夏のこの時期、いつもならガサカサよこの髪。
ところがどう？見てよこのツヤツヤさらさらの私の髪！
つまり・・・」
「つまり？」
「・・・ねえディラン、あなた漫画の「タッチ」って知ってる？あの三角関係の」
「もちろん知ってるよ。野球の青春漫画だろ？」
「あの漫画のタイトルの意味は知ってる？」
「さあ？気にした事なかったけど「[たっち]ゃん」の事ではないのかい？」
「違うの！違うのよディラン!「タッチ」はカッちゃんからタッちゃんへバトンタッチだっていう意味なんですって！
つまりカッちゃんは最初から死ぬ運命だったのよ！！」
「なんだって！！Oｈ～キャサリン！信じられないよ！こんな衝撃的な話！OMG！！」
「でしょ！わかる？私もこの位衝撃的だったのよ！あの[グッドタッチ]が！！！！
ディラン！どうしてくれるの！
私もう[グッドタッチ]なしでは生きていけないわ！
ほんっと最高よ！あのトリートメントは！！！」
「キャサリンまさかこれが文句かい？・・・気に入ってくれて嬉しいよ！じゃあ例の話も受けてくれる？」
「ごめんなさいディラン。貴方と会えない間に恋人が出来たの。」
ディラン今季最大の大打撃～～;つД｀)
～～～～
その頃MADOUXでは
「それにしても月イチでご来店のキャサリンって可愛いよね～～♡
ちょっと前のキャメロンディアスみたいでキュート♪」
「そう？エマワトソン風な美人じゃない？」
「いやブリトニースピアーズに似てるし～～」
「・・・いや、どう見ても友近じゃね？」
人の視感はそれぞれである・・・。
「じゃあさ、じゃあさディランは？？」
「なだぎ武！！！」（全員）
男を見る目は確かである。
END
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